プリントサーバーは各プリンタをサーバーにつないで複数人で共有する機能を持っていますが、単にプリンタを複数人に使えるようにするだけではなく、さまざまな付加価値を付けたサーバーが増えています。WindowsやMacの場合はOSがプリンター共有機能をもっていますのでよく利用されていますが、機能的には共有機能のみという場合が多いです。そのため、ドキュメントの共有機能などについては別なアプリケーションで実装されることが多いのですが、Linuxの場合はファイルとプリンターを同義に扱っているアプリケーションが増えています。SAMBAもその一つであり、オープンソースソフトウェアとして利用が拡大しています。
SAMBAはもともとWindowsで利用されているファイル共有プロトコルに対応したアプリケーションとして登場しており、Windows互換機能をLinuxにもたらしてきています。その後、プリンター共有機能も追加され、現在ではプリンター共有機能も特徴として考えられることが多くなっています。また、Windowsが使うドメイン機能についても対応が進められており、より詳細なユーザー管理が可能になっています。プリンターについてもユーザー管理がしっかりと行えるようになっています。
Linuxでのプリンター共有についてはSAMBAなしには考えられなくなっています。また、Windowsネットワークに接続できるサーバーとしても重要なアプリケーションです。
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